Memorial

Leo
(闘病日記)

2004年12月14日に胃捻転になってから、2004年12月22日に亡くなるまでの経過とLeoの思いを綴ります。


胃捻転(胃拡張・胃捻転症候群)
突然発症し、文字通りお腹の中で胃がねじれ、又、それに伴い胃に分布する血管もねじれ、血流が遮断されてショック状態に陥り、
放置すると数時間で死亡してしまうこともある、緊急を要する病気です。
一般的にこの病気は、シェパード、ドーベルマン、セントバーナード、グレートテン、ボクサー、
ゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー等大型犬に見られる病気ですが、それ程頻繁にある病気ではありません。
しかし、万が一なってしまった場合、一刻を争う緊急疾患の代表と言える病気です。
しかも時間単位で死亡率もぐんぐん高くなってくる病気です。

胃捻転の原因は1つだけでなく、複数の要因が複雑に関係していると言われています。
その内のいくつかをあげてみます。

1.食事直後の散歩などはげしい運動
2.胃を支えている靭帯の伸び
3.食餌中のカルシウムとリンのアンバランス
4.胃下垂
5.脾臓(胃の横にある臓器で血液をためておく働きがある)の肥大
6.遺伝的素因

症状は、一般に食後1〜4時間以内に腹部が膨満し、吐きたくても吐けない状態が続きます。
更に症状が進むと呼吸が荒くなり、血圧が下がり、ショック状態に陥り死に至ります。
助かるか否かは一分一秒の差で決まると言っても過言ではありません。
特に大型犬の飼い主さんはこれらの症状を頭に入れておき、また、満腹で散歩されることのないように注意しておいて下さい。

※ 特に大型犬の老犬の場合、年齢を重ねるごとに胃を支える靭帯が伸びてきてしまっているケースでは、
それ自体、胃捻転を起こしやすい要因(原因:2)なので、胃にそれ程食べた物が入っていなくても、
胃捻転を起こすこともまれにあるので、ご注意下さい。


2004・12・14
胃捻転

今朝6時にYou君が仕事から帰った時、いつもなら元気よく何か物を咥えて尻尾ブルンブルンのはずなのに、今朝はそれも無く、
暫くして私がレオがいないのに気付き、You君に「レオは?」と聞くと外じゃない?と言うので外に出てみると、
何か泡状の物を吐いていた。
レオが中に入ってからも、いつもの元気が無く、ちょっと触っていたら、お腹が異様に大きいのに気づき、
触ってみるとパンパンに膨れていました。
これは胃捻転かも?という事で6時半に近所の獣医さんに電話をし、10分で到着。

速攻でレントゲンを撮り、血液検査にブドウ糖の点滴。触診レントゲンで「胃捻転」の疑いが。
そこでそこの病院で速手術か、それか今通ってる病院で手術をするか聞かれた。
本来なら急を有する手術なのだが、そこは設備があまり整っていない。
7時過ぎに今通ってる病院に電話してもらったが、
緊急時間は留守電になっているのでメッセージを入れ折り返しの電話を待っていたが、なかなか電話がかかって来ない。
そこでとりあえず行ってみる事に。
近所の獣医さんで撮ってもらったレントゲンに血液検査の結果を持って走った。もちろん緊急用に電話をし、メッセージを入れておいた。
着いたのは8時過ぎ。病院の玄関は開いていたが、声をかけても誰も出て来ないのでインターフォンを。
結局出て来たのは着いて10分は経っていたと思う。留守電を聞いていない様子。
朝の出来事を話し、診察室兼手術室へ。胃拡張の事を話してくれた。

手術の準備をし、手術が始まったのはAM9:10。終わったのは2時間後の11:10。手術も覚醒も上手く行った。
覚醒の時胃の中に残ってる物が口から鼻から出て来たらしく、手術台は嘔吐物で汚れてしまっていた。
その為レオは床に寝せられていた。そして起き上がろうとするので、You君と私で側に付いていた。
手術は上手くいったが、胃がどのくらい捻れていたのか判らないので、今後、状態が急変する可能性も。

12:30過ぎにレオを預けて帰宅。急変したら電話を!と言う事だったが、夕方まで連絡がは入らなかったので、こっちから電話をすると、
手術後より起き上がっては少しは動いていると言う事。

車にETCを取り付けの予定が入っていたので、取り付けをした後9時過ぎに面会に行くと、寝てたレオが私を見るなり起き上がり、
尻尾をパタパタと。
でもいつもより力が入ってない様子。お座りと言ってもず〜っと立ったまま、私の話を聞いていた。
疲れるといけないので10分ほどで帰宅。
明日は8時半には面会できるというので、You君と一緒に面会に行こうと思う。


2004・12・15
レオの様子(入院2日目)

今朝You君が帰ってきてから犬の散歩に出かけその後レオの面会に。

行くとすぐ立ち上がって尻尾を振ってくれた。
昨日と状態は変わらず。朝の散歩ではオシッコを大量にしたらしい。ウ○チは無し。
状態は安定してる様です。

夜8時過ぎに行ったた時は、横になっていたが、名前を呼ぶと立ち上がってケージから出ようとしていた。
夕方のお散歩ではオシッコもウ○チもしたと言う事。

先生のお話では、まだ2日ほど油断は出来ないが、今の状態で行けば、明後日ぐらいから餌をあげる予定。
その時に戻す事が無ければ、なんとか山は超える状態で、その後一週間ぐらい様子を見て退院となるらしい。


2004・12・15
レオの様子(入院3日目)

今日は病院がお休みの為面会に行けれず。


2004・12・17
レオの様子(家に戻って1日目)

昨日は病院がお休みと言う事もあり面会に行けず、今日行って来ました。
病室に入るとレオは一昨日より元気が無く、横になったまま。あまり思わしくないので、レントゲン・血液検査をするとの事。

熱もあり、戻す物が無いのにもかかわらず、胃が気持ち悪いのか戻そうとしています。
思わず泣いてしまいました。2時間の手術にもかかわらず、夜には起き上がって尻尾まで振っていたレオが・・・
昨日一日会わなかっただけで状態が悪化。先生に聞かされてはいたものの、
そんなレオに限って絶対に無い!元気になって家に帰るんだ!

涙が止まらず、運転をyou君に代わってもらい後部座席に。ニーナが私の様子がいつもと違うことが判り(泣いていました)、
側にやってきて慰めてくれました。ナナ、サミーも側に来て顔を舐めてくれました。
これを書いてる今でも涙が溢れ、字が霞んで見えないぐらい。
レオ!頑張れ!皆元気になってもどってくるのを待っているからね。

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PM2:00に院長先生から電話があり、今の状態が思わしくないので検査した結果、胃に穴が開いている可能性が有るとの事。
そのことについて詳しく話をしたいと言う事で、You君と一緒に病院に行き、話しを聞いて来ました。
もう一度開いて壊死してたり穴が開いてるようなら切除したりの処置をした方がいいかも。
胃に穴が開いてなくても腹膜炎を起こしてる可能性もあると言う事。
ただ状態がよくないので手術中に亡くなったり、麻酔から覚めない可能性もあると言う事。
治る可能性があるなら!という事でお願いをしてきました。
一般患者の検診が終わってから手術となるので、8時過ぎには病院に行って見守りたいと思います。

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夜8時半過ぎに病院へ。30分遅れでYou君も来てくれた。
9時過ぎに手術室へ。麻酔をする前に、レオに会い、「頑張るんだよ」と声を掛け待合室で待つ事に。
一旦麻酔を掛けたは良いが、肺からの出血と言う事が判り、
至急呼ばれ、このまま手術をしても肺機能が低下してるので、手術に絶えられ無く、亡くなる可能性が大きいとの事。
朝行った時に状態が悪化していて、検査の結果次第では連れて帰りたいと申告していた。
その事を先生も気に掛けていて、苦渋の決断をした結果このまま連れて帰る事にした。

麻酔を掛けていたので、まず麻酔から覚めるかどうかが問題だった。通常より麻酔が覚めるのが遅かったが、何とか覚醒してくれた。
肺からの出血の為血液交じりの水分が出ていたのでそれを吸引し、血圧も安定してきたので車に。
先生のお話では呼吸困難に陥って亡くなる可能性があると言う事で、少しでも和らげるために酸素吸入してもいいだろうと言う事で、
酸素ボンベを借りて来ました。

家に着いたのが11時半。車から和室に連れていくのにかなり大変だった。
途中からレオに掛けていた肌掛け布団に乗せ担架代わりに。ヤッパ担架が必要かな。
和室では私が寝てる布団を二つ折りにしにウォッシャブルシートを敷き、カバーを掛け寝かせた。
他の子達も心配してるのかレオに近づいて匂いを嗅ぎにやってきている。
レオを寝かした後You君は会社に戻って行った。

12時過ぎにお水を飲ませると、自ら身を乗り出し飲んでくれた。
深夜1時半過ぎにYou君が定時であがらさせてもらい帰って来てくれた。

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