Memorial

Leo
(闘病日記 NO2)

2004年12月14日に胃捻転になってから、2004年12月22日に亡くなるまでの経過とLeoの思いを綴ります。


2004・12・18
レオの様子(家に戻って2日目)

You君と私はレオの側で仮眠を取り、目覚めたのが8時近く。

お水を上げるとボールから直接身を乗り出して飲む。
ミルクを与えるとスプーンで5杯ぐらい飲む。

トイレに外まで連れ出すと自力で立ちオシッコをして、デッキ下まで歩いてくれた。
You君が昨夜車を置いてきたので、姉さんに電話し、来てもらった。
病院に行った時に餌を食べるようなら食べさせても言いと言う事でスプーン2杯ひき肉をお水で溶いて細かくし食べさせると食べてくれた。
姉さんが帰ってからオシッコをさせる為2人で抱き上げる様に外に出し、いつもしてる場所に立たせると、してくれて、自力で立って、
チョコット歩き、水をがぶ飲みしようとするので途中で止めて部屋に。
お昼位にYou君に頼み介護用の後ろ脚用のパンツと子犬用の缶詰を買ってきてもらい、食べさせたが顔をそむけ食べてくれない。

2時過ぎに妃奈ちゃん家族4人にななちゃんのお母さんが来た。
皆が来たのが嬉しかったのか、調子が良い。目に力があり「ボクは大丈夫だよ」とでも言ってるようだ。

ななちゃんのお母さんに頂いたケーキ。

2時半ぐらいにオシッコ。
3時過ぎに義姉さんが来る。
4時前にお婆ちゃんお爺ちゃんが。
4時40分過ぎにオシッコ
4時50分に皆が帰るとすぐ吐血。
皆が帰って疲れがどっと出た模様。
その後お水を数回飲む。

9時半オシッコ。
オシッコなどはトイレの場所まで介護用パンツとバスタオルで吊り上げるような格好で連れて行った後、
パンツを脱がせると自力で立ってオシッコをする。
水分が少ないため色は濃い。


2004・12・19
レオの様子(家に戻って3日目)


7時半水を飲む。8時半オシッコ。皆が心配して付いて来たり迎えに来てくれた。
ミルク、餌をあげるが、顔をそむけ食べず。その代わりお水を飲みたがる。
9時に病院に電話してブドウ糖を与える事に。
12時半過ぎにYou君が病院から帰ってきて、ブドウ糖液20mlを注射器で飲ませるが
嫌がるのでお水を飲ませてるボールに移すと全部飲んでくれた。
午後2時半にトイレに出る。
5時過ぎにブドウ糖20ml飲む。

8時半にトイレに出る。

9時半に妃奈ちゃんのお母さんがやって来てレオに!とトイレシーツを持って来てくれた。
見舞ってと言うと、レオが頑張っちゃうから止めておくと。

呼吸が昨日より乱れている。


2004・12・20
レオの様子(家に戻って4日目)

4時半過ぎにトイレ。
今日からYou君が仕事の為何とかトイレも一人でやらなきゃいけないが、かなり大変。
後ろ側は吊り上げパンツを着用してるので何とか上げる事は容易。
だが前はフリースのベストを着せ服を持ち上げようとするがなかなか持ち上がらない。
歩かせようとするが、前足はあまり動かず一歩一歩に時間が掛かり体力をかなり消耗してしまう。
通販で前足補助用のベルトが有るが思ったより高い。赤ちゃん用のおんぶベルトか抱っこベルトが代わりが出来そう。

レオの寝床を少し変更。
呼吸が少し苦しそう。
たまに自分で後ろ足の向きを返る。
ブドウ糖20mlを飲む。
11時にYou君が一旦戻りトイレに行くが、その場でへたり込んでせず。だがお水は飲みたいようで水飲み場で少し水を飲んだ。
You君が帰ってくるまで小康状態が続く。

You君が病院から前足用の補助機を借りてきてくれた。
6時にその補助器を使ってトイレに行くが、後ろ足に力が入らず、お昼同様へたりこんだ。
後ろ脚用の補助ベルトはオシッコをさせる時脱がせないといけないので支えがなく力が入らないみたい。
そこでジャージの足部分を後ろ足に回し、補助してあげるが、それでもしない。
今日はすでにお水500ml以上飲んでいる。
このままオシッコをしないとどうなっちゃうのか心配で病院に電話で確認すると、
体内に吸収される分もあるので明日の朝まで様子を見てくださいとの事。

一旦病院から戻ったYou君が、肺から酸素を取り入れが通常以下のレオにとって少しでも良い空気をすって欲しいし、
乾燥してるので喉の渇きを少しでも低減したいと言う事で、ホームセンターで空気清浄機と加湿器を買ってきてくれた。
夜11時15分にトイレに行くが、やはり足に力が入らずへたり込んでしまう。帰ってきてからいつもより様子が変。
呼吸がかなりきついらしい。いつもと違う「ハアハア」から「ハゥッハゥッ」と言ったような喉に何か詰まったような息の仕方。
30分は続いただろう。もダメか!と頭をよぎってしまった。


2004・12・21
レオの様子(家に戻って5日目)

朝5時にトイレに行くと今朝は何とかしてくれた。少しホッとしました。
その後昨日貰ってきた薬(抗生剤)を粉状に潰し、ブドウ糖液に混ぜ飲ますが、苦いのか嫌がった。
だが飲んで欲しく、注射器(針なし)で口の中に。でも3分の1は唾液と一緒に出たみたい。
暫くは小康状態。お昼過ぎにブドウ糖とお水を飲んだ後暫くすると空嘔吐を。タンか何か絡んでるような感じ。
空嘔吐の回数が増えた。

3時前に姪っ子が来てくれた。嬉しそうな顔をし顔を上げるが、あまり力が入らずすぐ顎を落とす。
帰って暫くすると空嘔吐する時に血液が混ざった物が出てきた。
呼吸も昨日と変わらず苦しそう。
夜のオシッコ出ず。
空嘔吐は5回ぐらい起こっている。これは胃に穴が開いている為だ。
これを塞げば良いのだが、何分レオの場合肺からの出血も見られ、酸素の取り入れが通常よりかなり低く、手術に耐えられる状態でない。
餌が食べれる様になり、肺機能の改善が見られれば、手術も可能だろうが、餌も、ミルクも食べてくれず、栄養補給もブドウ糖のみ。
お水は700〜800mlは飲むが、少し飲んでは休憩してる。
寝る前にトイレに行くが出ず、へたり込んでしまう。

皆レオの事が心配でそばに集まっています。


2004・12・22
レオの様子(家に戻って6日目)

早朝3時半呼吸が乱れる。自分で寝返りをしたは良いが、布団とソファーに挟まって身動きが取れず。
布団の真中に移動させた。
5時過ぎにトイレに出すが出ず。その代わりお水は飲んだ。
空嘔吐は相変わらず出る。

9時半ぐらいに何を思ったかいきなり立ち上がった。だがものの1分で後ろ足から崩れる様に横たわってしまった。

その後暫くしてクックが入ってきてレオに寄り添う様に寝ていました。
今日はクックの誕生日でもあります。
ニーナのときもそうだったが、朝クックに「4歳のお誕生日おめでとう」と言ってあげるだけになってしまいました。


午後1時に突然足が伸び、吐血。
一瞬の出来事。
レオの心臓は止まりました。

レオ頑張ったね。どうもありがとう。

泣き叫ぶ私に驚き他の子達がレオの周り集まりました。
私のとこにやって来てくれたのは嬉しいのですが、レオの後処理を邪魔するのでナナとクックはリビングに出てもらい、
ニーナとサミーはソファーで大人しくしていたのでそのままで後処理を。
レオはとても安らかな顔をしていて、呼べば起き上がってきて来そうなくらい。
吐血したシーツを替え、レオに被せておいたタオルケットで全体を包み、You君に電話をしました。
1時半過ぎにYou君が帰ってきてくれ、レオの横に一緒に添い寝して何か語らっていました。
You君が帰ってきて暫くして、義姉さんがお見舞いに。
レオが息を引き取る30分前に「今から買い物に出るから何か欲しいものが無い?」と電話が入っていたので何かすぐ食べれる物をお願いしていた。
まさかレオが亡くなってるなんて思いも寄らなかったそうです。
レオの顔を見てもらい、暫く一緒にいてもらいました。
ななちゃんのお母さん、妃奈ちゃんのお母さん、そして私の両親がやって来てくれました。

一旦皆が帰った後、レオがお世話になった動物病院からお花が届きました。
You君が帰ってきて暫くして動物病院にレオが亡くなった事を告げていたので、供養の花束を送ってくださったのです。



夜になり、妃奈ちゃんのお母さん、お父さん、お兄さん、ななちゃんのお母さん、お父さんがお悔みに来てくれました。
ななちゃんのお母さんから「ありがとう」と言う額を。そしてレオに!と大きなボーンのオモチャを頂きました。
そのボーンはクックに。レオからお誕生日のプレゼントとして貰いました。

明日、23日午後からテンが眠っている東海霊園で荼毘に伏します。

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